アヴェレージ・ホワイト・バンド (AWB)__UKソウルレジェンド 002
- 2017/01/13
- 00:07
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2017/01/12
我が家のレコードのボックスを掘っているとRare grooveの小さなコーナーの中に
なぜか"アヴェレージ・ホワイト・バンド (AWB)"の
”アフター・ショック”というアルバムが混じっていて、
なんでアヴェレージがRare grooveの中にと不思議に思い、
久しぶりにアルバムを聴くと懐かしい思いにとらわれました。
この盤は1988年にアメリカでリリースされた盤で
当時はまだ学生でアルバイトに勤しんでいたころ。
カセットテープに”Sprit of love”と”I’ll Get Over You”とハウスの新譜の12インチと
アシッドジャズやAORをごちゃまぜにして収録して聴いてました。
“After Shock”は現状は廃盤になっているのか
なかなか見かけなくなりましたが
最近のベスト盤で何曲かは聴けるようです。
当時はベストヒットUSAとかJ-WAVEでもチャートをチェックできたのですが
確かアヴェレージ・ホワイト・バンド (AWB)がチャートで上がっていて
街にあったレコード屋さんで輸入盤を見つけて購入しました。
特にJ-Waveの“東京ホット100”では
Ellis Dといったハウス・ミュージックの12インチがチャートインするという
クラブ・カルチャーの幕開けを思わせるシーンが面白かった。
アヴェレージ・ホワイト・バンド (AWB)とはそうして出会いました。
多分、普通に洋楽を聴いていたもう少し年配の方々は
このバンドご存知だと思われますが
著者はこのバンドが”Pick up the pieces”を作ったバンドと知ったのは
90年代に入ってからの事でした。
”Pick up the pieces”のオリジナルが収録された初期のアルバム
まだ他のアルバムも復刻されるようです。
After Shockは現状入手困難のようです。
このアルバムがヒットしてアメリカツアーが実現されたが、
パーティードラッグの最中にドラムズのロビー・マッキントッシュが
ドラッグの摂りすぎで翌日死亡。
このアルバムが受賞したことをマッキントッシュは知らなかったという。
▼▼▼


アヴェレージ・ホワイト・バンド (AWB)は
アメリカの70年代のソウル・ムーヴメントに影響を受けた
スコットランド人のグループで
著者としてはスコットランドもUKには違いがないからやっぱりUKソウルレジェンドなんです。
Pick up the piecesはあまりにも有名で
イギリスのクラブでもやはりハウスと一緒にオルターナティヴに流れていたのを今でも思い出します。
Pick up the piecesはアシッドジャズとして作られたのかなと勘違いしていた時期も長く、
時は流れ90年代の中頃に、やっぱりどうしても街で流れている。
それで確かキャンディー・ダルファーがこの曲をカヴァーして
ようやくアヴェレージ・ホワイト・バンド (AWB)の曲という事に気づいたのです。
オリジナルアルバム未収録のコンピレーション盤
▼▼▼


彼らのサウンドはとにかくアメリカのソウルの影響を受けていて
平均的な白人バンドなのに中身はソウルミュージックというギャップにやられます。
しかも、Pick up the piecesが収録されるアヴェレージ・ホワイト・バンド (AWB)という
アルバムのライナーには50年代からのアメリカのソウルに関しては
逆にイギリスが支持を示していたと説明があり
確かにソウルミュージックに関してはイギリスでの熱烈なファン
例えばジャイルズ・ピーターソンや一般の人に至るまでが
そのテイストに打たれてブリティッシュ・ポップスやアシッドジャズ・ムーブメントを
また違った形でその要素を取り入れつつ
エリック・クラプトン、ワム、シンプリー・レッドといった大物アーティストを
生み出してきたと説明しています。
オリジナルアルバム未収録のコンピレーション盤
▼▼▼


“Pick up the pieces”は特に多くのカバーが出されており
音楽配信だと下記がおすすめ。
このリンク先のメンバーが海辺で撮影されたEP盤のオリジナルが
いつ頃作成されたかはわかりませんが
何しろオリジナルが70年代ですから。
カッリングされたLet’s Go Round Againは12インチヴァージョンが収録されているので80年代のアルバム?
アヴェレージ・ホワイト・バンド (AWB)
実際アヴェレージ・ホワイト・バンド (AWB)のPick up the piecesを聴くと
完全にファンクでクロスオーバーに平気でかかっているのは
やはりブリティッシュ・ファンクの良さとも言えるのかもしれません。
ジェイムズ・テイラー・カルテット(JTQ)は
”刑事・スタスキー&ハッチ”のテーマで有名なアシッド・ジャズ・バンドですが
曲調は”Pick up the pieces”と不思議と通じる雰囲気があって
JTQもアヴェレージ・ホワイト・バンド (AWB)と同じく
ソウル・ムーヴメントに貢献してきたホワイト・ソウル・グループだったんだなと気づきました。


思いつきで記事を書いてリンクを作成したのですが
どのアルバムも廃版が多く
現状は入手困難のようですが
順次CDで復刻されてくるようです。
アヴェレージ・ホワイト・バンド (AWB)は他にも隠れた名曲があると思うので
また順次紹介していこうと思います。
広告リンク
▼▼▼

拍手ありがとうございます。
このCDアルバムとにかくお薦めです。
パンチの効いたファンクと空気感のあるちょっと違ったジャンルの棲み分けみたいな。
宜しければ下記リンクよりレビューを参照の上ご購入いただければ
喜ばしい限りでございます。
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2017/01/12
我が家のレコードのボックスを掘っているとRare grooveの小さなコーナーの中に
なぜか"アヴェレージ・ホワイト・バンド (AWB)"の
”アフター・ショック”というアルバムが混じっていて、
なんでアヴェレージがRare grooveの中にと不思議に思い、
久しぶりにアルバムを聴くと懐かしい思いにとらわれました。
この盤は1988年にアメリカでリリースされた盤で
当時はまだ学生でアルバイトに勤しんでいたころ。
カセットテープに”Sprit of love”と”I’ll Get Over You”とハウスの新譜の12インチと
アシッドジャズやAORをごちゃまぜにして収録して聴いてました。
“After Shock”は現状は廃盤になっているのか
なかなか見かけなくなりましたが
最近のベスト盤で何曲かは聴けるようです。
当時はベストヒットUSAとかJ-WAVEでもチャートをチェックできたのですが
確かアヴェレージ・ホワイト・バンド (AWB)がチャートで上がっていて
街にあったレコード屋さんで輸入盤を見つけて購入しました。
特にJ-Waveの“東京ホット100”では
Ellis Dといったハウス・ミュージックの12インチがチャートインするという
クラブ・カルチャーの幕開けを思わせるシーンが面白かった。
アヴェレージ・ホワイト・バンド (AWB)とはそうして出会いました。
多分、普通に洋楽を聴いていたもう少し年配の方々は
このバンドご存知だと思われますが
著者はこのバンドが”Pick up the pieces”を作ったバンドと知ったのは
90年代に入ってからの事でした。
”Pick up the pieces”のオリジナルが収録された初期のアルバム
まだ他のアルバムも復刻されるようです。
After Shockは現状入手困難のようです。
このアルバムがヒットしてアメリカツアーが実現されたが、
パーティードラッグの最中にドラムズのロビー・マッキントッシュが
ドラッグの摂りすぎで翌日死亡。
このアルバムが受賞したことをマッキントッシュは知らなかったという。
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アヴェレージ・ホワイト・バンド (AWB)は
アメリカの70年代のソウル・ムーヴメントに影響を受けた
スコットランド人のグループで
著者としてはスコットランドもUKには違いがないからやっぱりUKソウルレジェンドなんです。
Pick up the piecesはあまりにも有名で
イギリスのクラブでもやはりハウスと一緒にオルターナティヴに流れていたのを今でも思い出します。
Pick up the piecesはアシッドジャズとして作られたのかなと勘違いしていた時期も長く、
時は流れ90年代の中頃に、やっぱりどうしても街で流れている。
それで確かキャンディー・ダルファーがこの曲をカヴァーして
ようやくアヴェレージ・ホワイト・バンド (AWB)の曲という事に気づいたのです。
オリジナルアルバム未収録のコンピレーション盤
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彼らのサウンドはとにかくアメリカのソウルの影響を受けていて
平均的な白人バンドなのに中身はソウルミュージックというギャップにやられます。
しかも、Pick up the piecesが収録されるアヴェレージ・ホワイト・バンド (AWB)という
アルバムのライナーには50年代からのアメリカのソウルに関しては
逆にイギリスが支持を示していたと説明があり
確かにソウルミュージックに関してはイギリスでの熱烈なファン
例えばジャイルズ・ピーターソンや一般の人に至るまでが
そのテイストに打たれてブリティッシュ・ポップスやアシッドジャズ・ムーブメントを
また違った形でその要素を取り入れつつ
エリック・クラプトン、ワム、シンプリー・レッドといった大物アーティストを
生み出してきたと説明しています。
オリジナルアルバム未収録のコンピレーション盤
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“Pick up the pieces”は特に多くのカバーが出されており
音楽配信だと下記がおすすめ。
このリンク先のメンバーが海辺で撮影されたEP盤のオリジナルが
いつ頃作成されたかはわかりませんが
何しろオリジナルが70年代ですから。
カッリングされたLet’s Go Round Againは12インチヴァージョンが収録されているので80年代のアルバム?
実際アヴェレージ・ホワイト・バンド (AWB)のPick up the piecesを聴くと
完全にファンクでクロスオーバーに平気でかかっているのは
やはりブリティッシュ・ファンクの良さとも言えるのかもしれません。
ジェイムズ・テイラー・カルテット(JTQ)は
”刑事・スタスキー&ハッチ”のテーマで有名なアシッド・ジャズ・バンドですが
曲調は”Pick up the pieces”と不思議と通じる雰囲気があって
JTQもアヴェレージ・ホワイト・バンド (AWB)と同じく
ソウル・ムーヴメントに貢献してきたホワイト・ソウル・グループだったんだなと気づきました。

思いつきで記事を書いてリンクを作成したのですが
どのアルバムも廃版が多く
現状は入手困難のようですが
順次CDで復刻されてくるようです。
アヴェレージ・ホワイト・バンド (AWB)は他にも隠れた名曲があると思うので
また順次紹介していこうと思います。
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このCDアルバムとにかくお薦めです。
パンチの効いたファンクと空気感のあるちょっと違ったジャンルの棲み分けみたいな。
宜しければ下記リンクよりレビューを参照の上ご購入いただければ
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