「映画」StarWarsの音響効果に影響を受けた伝説のパラダイス・ガレージのハウスレジェンド003_ラリー・レヴァン
- 2016/12/24
- 10:10
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1990年代中半頃でしたでしょうか。
著者がイギリスのシェフィールドから帰国して購入したリミックス誌の別冊
「ハウス・ミュージックのルーツと核心 永久保存版」
と銘うたれた”HOUSELECEND THE CORE OF DANCE MUSIC”
この本は当時90年代にかけての
ダンスクラシックス、ハウスミュージック
ハウスの歌姫の紹介などが詳細に記されている本なのですが、
その本を通じて知ったDJがラリーレヴァン氏。
Larry Levanのアルバムをレコチョクで視聴・購入はこちらから。
Larry LevanのCDを購入する(視聴可能)
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送料無料なのでお買い得。


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この人がラリーレヴァン氏
ハウス好きの人たちにとって
Larry Levanは知らない人がいないくらい有名な人なので、
たとえば”Love is the message”といった名曲から
ラリーさんが生み出したサウンドは現在の数々の大物DJ達には
相当な影響を与えているとされています。
その名曲、たとえばロレッタ・ハサウェイといった
超大物歌姫の12インチを今聴くと、
確かにレヴァンの音の作り込みが凄いのですが、
そもそもパラダイス・ガラージというクラブは
”HOUSELEGEND THE CORE OF DANCE MUSIC”によると
Richard LongとLarry Levanによって造られた
「ぶーんぶーん・サウンド」と呼ばれる
サウンド・システムが凄かったと言われ
それを越えるものはないだろうという評判で
毎週クラブは盛り上がっていたそうです。
そもそもLarry Levan氏はたしかクラブ(パラダイス?)で照明係をしていて、
ある日、DJが欠員した際に
やってみるかとDJをはじめて、それから多分、こつこつと仕事をこなして
比類なきDJとしてハウス・ミュージックを引っ張ってきた人ですが
残念ながら92年に亡くなっています。
どこかでコカインの常習者だったことは目にしたことがあるのですが、
日本にも何度か来日しており
とにかく偉大な仕事を残した人である事は間違いありません。
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彼の”LEVANS”と呼ばれるサウンドシステムは
StarWarsの音響を参考として造られたものらしいということ
(すみません。情報の出所があきらかでないのですが。確かにどこかで読みました(汗))。
年代的にも78年のリアルタイムで日本の新宿で観た
StarWarsの衝撃は子供の頃の自分にとっては凄かった…。
今、映画を観に行くと劇場のサウンドはものすごい進化を遂げていると感じますが
Larry Levanはそういった音響に対するこだわりが非常に強かったといわれています。
つまりパラダイスは彼を中心としたスタッフによる
大音量でも自然な音響空間を生み出したことでも
大きな評判を生んでいたわけです。
しかも、その天才的な技術をもって
イコライザーを駆使して
空間系のサウンドをつくるべく
つぎからつぎへとつなぎつづけた音楽に対する愛情は
まさしくこのブログサイトの著者としてはハウス・レジェンドと言う太鼓判を押しておきます。
ちなみに、彼が生み出したジャンルとして
”HOUSELECEND THE CORE OF DANCE MUSIC”のHisa Ishioka氏とVictor Rosaro氏の
インタヴューを引用させていただくと。
V:
「ガラージ・ミュージックとは、結局LARRYが自分のフィーリングを表現する時に
アレンジした彼独自の音楽スタイルのこと。
GARRAGEでは、ラテン、ジャズ、ロックからディスコ・クラシック、ハウスにいたるまで
幅広かったし」
つまり、UKではオルターナティヴDJといわれていましたが、
アメリカでクロスオーバーなDJスタイルを築き上げたのが
ラリーレヴァンといえるのではないかと思われます。
まさしくジャイルズピーターソンらと通じる選曲の妙技で
ダンスフロアを沸かした人と言えます。
当時90年代のアメリカでは箱(クラブ)同士のつながりが非常に強かった時代といえるのではないかと。
今は、YOUTUBEで動画を通してDJを知り
数多くのクラブを
好きなDJを選んで遊びにいくというスタイルなのでしょうが
90年代当時は、そういった意味でもテクノロジー的にも過渡期であって
クラブは今考えるとレコードレーベルと同じように
数限られたものであったことと考えると
良いクラブを口コミで通うことがあたりまえの事だったんでしょう。
当時はHIVの問題もあったことで
そういったクラブはその原因とされた相当な差別が時期でもあったため、
奇しくもGARAGEは閉鎖されてしましました。
Larry Levanはテクノロジーにも非常に興味を示しており
もし、彼が生きていてまだDJという仕事をしていたらば
EDMにも手を出していたのでしょうか?
Larry LevanのミックスCD
トッドテリーとラリーレヴァンのミックスが楽しめるということで
以前新宿のタワーレコードで衝動買いした。
★★★★★やっぱり5つ星の5枚組ボックスセット
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このボックスセットはかなりお薦めでお得。ボックスのデザインもいいし。他の大御所DJのプレイも聴けます。
※タワレコは商品価格1,500円以上だと送料が無料なので特にお薦めです。
下記のAmazonでの購入リンクボタンをクリックすると
中古から購入が可能です。
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このアルバムの関連記事へ。
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PHREEKのWeekend
この5枚組CDボックスセットのレビュー記事へ

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Larry Levanは知らない人がいないくらい有名な人なので、
たとえば”Love is the message”といった名曲から
ラリーさんが生み出したサウンドは現在の数々の大物DJ達には
相当な影響を与えているとされています。
その名曲、たとえばロレッタ・ハサウェイといった
超大物歌姫の12インチを今聴くと、
確かにレヴァンの音の作り込みが凄いのですが、
そもそもパラダイス・ガラージというクラブは
”HOUSELEGEND THE CORE OF DANCE MUSIC”によると
Richard LongとLarry Levanによって造られた
「ぶーんぶーん・サウンド」と呼ばれる
サウンド・システムが凄かったと言われ
それを越えるものはないだろうという評判で
毎週クラブは盛り上がっていたそうです。
そもそもLarry Levan氏はたしかクラブ(パラダイス?)で照明係をしていて、
ある日、DJが欠員した際に
やってみるかとDJをはじめて、それから多分、こつこつと仕事をこなして
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年代的にも78年のリアルタイムで日本の新宿で観た
StarWarsの衝撃は子供の頃の自分にとっては凄かった…。
今、映画を観に行くと劇場のサウンドはものすごい進化を遂げていると感じますが
Larry Levanはそういった音響に対するこだわりが非常に強かったといわれています。
つまりパラダイスは彼を中心としたスタッフによる
大音量でも自然な音響空間を生み出したことでも
大きな評判を生んでいたわけです。
しかも、その天才的な技術をもって
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ちなみに、彼が生み出したジャンルとして
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インタヴューを引用させていただくと。
V:
「ガラージ・ミュージックとは、結局LARRYが自分のフィーリングを表現する時に
アレンジした彼独自の音楽スタイルのこと。
GARRAGEでは、ラテン、ジャズ、ロックからディスコ・クラシック、ハウスにいたるまで
幅広かったし」
つまり、UKではオルターナティヴDJといわれていましたが、
アメリカでクロスオーバーなDJスタイルを築き上げたのが
ラリーレヴァンといえるのではないかと思われます。
まさしくジャイルズピーターソンらと通じる選曲の妙技で
ダンスフロアを沸かした人と言えます。
当時90年代のアメリカでは箱(クラブ)同士のつながりが非常に強かった時代といえるのではないかと。
今は、YOUTUBEで動画を通してDJを知り
数多くのクラブを
好きなDJを選んで遊びにいくというスタイルなのでしょうが
90年代当時は、そういった意味でもテクノロジー的にも過渡期であって
クラブは今考えるとレコードレーベルと同じように
数限られたものであったことと考えると
良いクラブを口コミで通うことがあたりまえの事だったんでしょう。
当時はHIVの問題もあったことで
そういったクラブはその原因とされた相当な差別が時期でもあったため、
奇しくもGARAGEは閉鎖されてしましました。
Larry Levanはテクノロジーにも非常に興味を示しており
もし、彼が生きていてまだDJという仕事をしていたらば
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トッドテリーとラリーレヴァンのミックスが楽しめるということで
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